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【仮想通貨とは?】初心者のあなたのために超わかりやすく解説

仮想通貨

悩む人
仮想通貨って何?暗号資産とどう違うの?よく知らないけど、デジタルの通貨ならハッキングされるかもしれないんでしょ?目に見えないし、リスクだらけじゃん。買う価値なくない?みんながどういう意図で買っているのか全く分からない!

あなたの悩みを解決します!
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本記事の内容

今回は『仮想通貨』について解説します。

あなたは仮想通貨に対してどんなイメージを持っていますか?

仮想通貨をよく知らなかった昔の私は「なんだか怪しい。目に見えないデジタルのお金なんて、どうやって価値を証明しているのかわからないし、いつか誰かがハッキングして全部なくなる。どうせマルチ商法かなんかの詐欺でだまされて買わされてるんでしょ。笑」と思っていました。(情報学部出身)

今思い返すと、お恥ずかしい限りです。

しかし、もしかすると、仮想通貨についてまだよく知らないあなたも、昔の私と同じような思いを抱いているのではありませんか?

今現在、NFTやメタバース、DeFiなどの影響により、仮想通貨の市場はどんどん拡大しています。

このペースだと、仮想通貨が身の回りの生活にあふれる未来はそう遠くないはずです。

そんな未来になってから、「え、仮想通貨ってどういう仕組みなの?」とか言っていると恥ずかしいですよね。

そうならないためにも、今からきちんと仮想通貨について学んでおきましょう。

本記事では『仮想通貨』の基礎について、仮想通貨初心者のあなたのために、超わかりやすく解説しています。

本記事を読めば、仮想通貨の基礎についてはバッチリですので、ぜひ最後までご愛読ください。
※ちなみにですが、仮想通貨について深く学ぶと、ほぼ確実にお金を増やせます。例えば、仮想通貨を使った『DeFi(分散型金融)』という仕組みを利用すれば、年利40%ほどで資金を増やすことも可能です。(もちろんリスクはありますがガチです。)この機にぜひ、仮想通貨について深く関わっていきましょう。

仮想通貨の基礎知識

仮想通貨の基礎知識

早速、仮想通貨の基礎について解説していきますね。

まず、このセクションで解決できる疑問を下記にあげておきますね。

  • 仮想通貨とは何なのか
  • 種類によって何が違うのか
  • なぜ価値がつくのか
  • ハッキングの恐れはないのか

これらの疑問を解決していきます。

ではいってみましょう。

仮想通貨とは?

仮想通貨とは、めちゃくちゃ簡単に言うと、『インターネット上でやり取りできる仮想のお金』です。

仮想なので、円やドルなどの法定通貨をデジタル化した『電子マネー』とは全く別物です。
※ちなみに「暗号資産=仮想通貨」です。

仮想通貨の代表的なものは、皆さんご存じ『ビットコイン(BTC)』ですよね。

その他には、イーサリアム(ETH)やリップル(XRP)、ステラ(XLM)などの『アルトコイン(ビットコイン以外の仮想通貨の総称)』が存在します。

仮想の種類によって何が違うの?

ここで気になるのが、これらの仮想通貨は一体何が違うのかですよね。

これらの仮想通貨は、それぞれ特徴が違います。

例えばビットコインは、知名度が高く全世界で利用されているため、国際送金などに役立ちます。

あまり馴染みのない話かもしれませんが、海外から日本に送金する、または日本からの海外に送金する場合、銀行を開設したり、わざわざ銀行に行って口座に入金したりと、色々と手間がかかりますが、ビットコインなら地球上のどこにいても、相手のアドレスさえ知っていればそれだけで送金ができてしまいます。

しかも、ガス代と呼ばれる送金手数料も、銀行を介した通貨送金に比べて安く済みます。

ただ、ビットコインの送金時間はおおよそ30分ほどかかり、送金にやたら時間がかかるというデメリットがあります。

一方、ステラという仮想通貨は、送金時間が2~3秒ほどしかかかりませんので、将来的には、お店や自販機などの電子マネーのように扱うことができそうです。

このように、仮想通貨はそれぞれに作られた目的があり、特徴が異なるというわけです。

ここまでで、仮想通貨の種類によって何が違うのかに加えて、どのような役割があるのかもイメージできたかと思います。

役割があるということは、それに価値が付くのは当然ですよね。

ハッキングの恐れはないの?

次に気になるのは、ハッキングの恐れはないのかだと思います。

いくら仮想通貨が役立つとはいえ、ハッキングされてしまうのであれば価値はつきません。

「ビットコインを100万円分買ったのに、翌日ハッキングされてすべて無くなってしまった。」なんてなってしまったら立ち直れませんよね。

ただ、結論から言ってしまうと、ハッキングされる可能性はあるんです。

ですが、その可能性は仮想通貨の種類によって違います。

例えばビットコインでは、ハッキングされる可能性は0%と言っても過言ではないでしょう。

その理由を理解するためには、仮想通貨に使われている技術、『ブロックチェーン』の仕組を理解する必要があります。

『ブロックチェーン』の仕組み

仮想通貨は、ブロックチェーンという技術によって実装されています。

ブロックチェーンは、仮想通貨ごとに採用しているチェーンが異なり、ビットコインはビットコインのブロックチェーン、イーサリアムはイーサリアムのブロックチェーンを採用しています。

このブロックチェーンという技術が、仮想通貨のハッキングを防ぐカギになっています。
※ここからはかなり専門的な内容になりますが、できるだけわかりやすく解説します。とはいえ、難易度は格段にあがってしまいますので、頑張ってください。

ブロックチェーンには取引情報が収納されている

ブロックチェーンとは、『ブロック』が鎖のように繋がっていることから、そう呼ばれています。

このブロックには、仮想通貨の取引情報が複数個入っています。

ちなみに、ブロックチェーンに収納される取引情報は、世界中の誰でも確認することができます。

1つのブロックに何個の取引情報が入っているかは、ブロックチェーンの種類によって異なります。

例えば、1つのブロックに100個の取引情報が入るとします。

私があなたに仮想通貨を送金すると、その取引情報がブロックの中に収納されます。(1つ目の取引情報)

次に、あなたが誰かに仮想通貨を送金すると、その取引情報がブロックの中に収納されます。(2つ目の取引情報)

このように、仮想通貨の取引が行われるごとに、その取引情報がブロックの中に収納されていきます。

そして、ブロック内の取引情報が100個になると、それ以降(101個目から200個目まで)の取引情報は、次のブロックに収納されるというわけです。

ここまでは大丈夫そうですか?
ここから難易度が上がりますが、頑張ってください!
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ブロックに収納される2つの値

実は、ブロックに収納されるのは取引情報だけではありません。

ブロックには取引情報に加えて、『前のブロックのハッシュ値』と『ナンス値』いうものが収納されます。

  • ハッシュ値:ブロックのデータを暗号化した数値。これを収納することでブロックを繋げられる。
  • ナンス値:次のブロックに収納できるハッシュ値を生成するための数値。ブロックを繋げられるハッシュ値には条件が定まっているため、ナンス値を変えることで、その条件に適したハッシュ値を生成させている

頭の上に「?」が浮かんでいるかと思いますが、この段階ではイマイチ理解できなくて大丈夫です。

ブロックチェーンが作成される流れ

ブロックチェーンが作成される流れとしては、下記の通りです。

  1. 前のブロックで生成されたハッシュ値が現在のブロックに収納される
  2. 前のブロックと現在のブロックが繋がれる
  3. 現在のブロックに取引情報を収納されていく
  4. 取引情報が溜まると、次のブロックに収納できるハッシュ値を作るために、ナンス値を計算する
  5. ナンス値が見つかったら、現在のブロックに収納する
  6. 「前のブロックのハッシュ値+取引情報+ナンス値」により、現在のブロックが完成し、ハッシュ値が生成される
  7. 現在のブロックで生成されたハッシュ値が、次のブロックに収納される(1と同様)
  8. 現在のブロックと次のブロックが繋がる(2と同様)

チンプンカンプンですかね。

言葉だけでは難しいかと思いますので、ここからは上記の内容を、図を用いて説明していきますね。

ブロックチェーンの仕組み

まず、ブロック1で生成されたハッシュ値が、ブロック2に収納されます。

ブロックチェーンの仕組み

ハッシュ値が収納されたので、ブロック1とブロック2が繋がります。

ブロックチェーンの仕組み

ブロック2に、取引情報が溜まっていきます。

取引情報が溜まると、ブロック3に収納できるハッシュ値を生成するために、ナンス値を計算します。

ブロックチェーンの仕組み

計算が終わると、そのナンス値をブロック2に収納することでブロック2を完成させ、ブロック2のハッシュ値を生成します。

ブロックチェーンの仕組み

ブロック2で生成されたハッシュ値が、ブロック3に収納されます。

といった流れですね。

どうです?これで何となくは理解できましたか?
これがブロックチェーンの仕組みです。

お疲れ様でした。

…と、言いたいところですが、もう少し話を続けさせてください。

まだ肝心なことを解説できていません。

ブロックチェーンがハッキングされない2つの要因

ここまでで、ブロックチェーンの処理の仕組みは理解できたかと思いますが、「なぜハッキングを防げるのか」、ここを解説していませんでしたね。

ブロックチェーンのハッキングが困難な理由としては、2つの要因があります。

1つ目の要因は、「特定のブロックのデータを書き換えると、それ以降の新しく繋げられたすべてのブロックのデータを書き換えなければならなくなる」ということです。

その理由は、ブロックチェーンの仕組みを理解したあなたならわかりますよね。

ブロックには、前のブロックのハッシュ値が収納されていましたよね。

ブロックのデータを書き換えると、そのブロックのハッシュ値が変わってしまいます。

そうすると、次のブロックに収納されているハッシュ値と、辻褄が合わなくなってしまいますよね。

これが1つ目の要因です。

しかし、とても賢い方なら、ここで下記のような考えが思い浮かぶでしょう。

「ん、でもそれなら単純に、新しいすべてのブロックのデータを書き換えちゃえばいいじゃん。パソコンとかITに詳しい人なら簡単に出来そうじゃない?」

確かに、これだけならハッキングできちゃう人はかなりいそうですよね。

でも実際、仮想通貨をハッキングすることはほぼ不可能です。

その理由は2つ目の要因を知ればわかると思います。

2つ目の要因は「ブロックチェーンのデータは分散して保存されている」ということです。

先ほど登場した、ナンス値を覚えていますか?

このナンス値、実は世界中の人たちが計算して、誰よりも早く答えを出そうとしているんです。

なぜなら、ナンス値を計算し、ハッシュ値を生成してブロックチェーンを繋ぐことで、報酬として仮想通貨を受け取ることができるからです。

そして、このようにナンス値を計算することを『マイニング(採掘)』、計算する人のことを『マイナー(採掘者)』、計算する電子デバイスのことを、『ノード』、と呼びます。

で、何が言いたかったかというと、ブロックチェーンのデータは、このノードすべてに保存されているんです。

とどのつまり、仮想通貨をハッキングしようとブロックのデータを書き換えた場合、そのブロックよりも新しいブロックすべてのデータと、世界中にあるすべてのノードのデータを書き換えなければならないわけです。

なので、ビットコインのように、世界中で最もマイニングされている仮想通貨をハッキングすることなんて、現実的に不可能です。

また、ナンス値を計算させてブロックチェーンを繋がせるこの仕組みは、「誰かがブロックチェーンを操作できてしまわないように、権利を分散させる」という役割も果たしているんですよ。

というわけで、これで仮想通貨の基礎は終了です。

お疲れ様です。

これで仮想通貨の仕組みに関する基礎知識はばっちりですね。

仮想通貨のメリット

仮想通貨のメリット

ここからは、仮想通貨のメリットについて解説します。

仮想通貨のメリットをまとめると、下記があげられます。

  • 24時間365日いつでも取引ができる
  • 国際送金が簡単で安い
  • 中間マージンをカットできる
  • ゲームで稼げる
  • NFTが買える
  • メタバースで利用できる
  • DeFiで運用できる
  • DAOに参加できる

ざっとこんな感じです。

ではそれぞれ1つずつ、詳しく解説していきますね。

24時間365日いつでも取引ができる

仮想通貨は、24時間365日、いつでも売買取引を行うことができます。

例えば、株式の取引は、平日の9時から15時間でしか行えないですよね。

一般企業の会社員であれば、この時間帯は基本的に勤務中のはずなので、時間軸の短いトレード(スキャルピングなど)ができません。

しかし仮想通貨だと、平日の夕方から深夜はもちろん、祝日まで売買取引ができるので、時間軸の短いトレードだって可能ですし、その間ずっとチャートを見ていられます。

なので、投資初心者の方には、株式投資よりも仮想通貨がおすすめです。

国際送金が簡単で安い

これはもう言いましたね。

前述した通り、仮想通貨はアドレスさえ知っていれば、世界中どこにいても送金できてしまいます。

しかも、ガス代(仮想通貨の手数料)は法定通貨の送金手数料よりもリーズナブルです。
※ちなみに、このガス代は、ナッシュ値を求めるためにマイニングした人への報酬として使われています。これでなんとなく、仮想通貨の循環の仕組みが見えてきましたかね?

中間マージンをカットできる

イーサリアムという仮想通貨の『スマートコントラクト』という技術を用いると、中間マージンをカットすることができます。

イーサリアムという仮想通貨のブロックチェーンは、プラットフォームとしての役割も実現しています。

簡単に言うと、イーサリアムのブロックチェーンは、仮想通貨の取引情報を収納する他にも、NFTの発行やアプリ・プロジェクトの実装など、色々なことができちゃうということです。

そのイーサリアムができちゃうことの1つに、スマートコントラクトという技術があります。

スマートコントラクトとは簡単に言うと、「ブロックチェーン上で実行される契約」です。

例えば、賃貸物件のオーナーは、顧客との面倒な契約のやり取り等を不動産会社に委託していますよね。

しかし、このスマートコントラクトという技術を使えば、書類等の面倒な手続きをせずとも簡単に契約を結べてしまうので、あなたとオーナーが直接契約を結べるようになります。

これにより、賃貸物件のオーナーが、不動産会社に仲介手数料や契約の委託料を支払う必要がなくなります。

なので、将来的には世の中の仲介業者はほとんど消滅するはずです。

もしあなたが仲介業を営む企業に勤めているのであれば、少し危機感を持った方が良いかもしれませんね…。

ゲームで稼げる

実は、ゲーム内で仮想通貨を扱う、『ブロックチェーンゲーム』というものが存在します。

ブロックチェーンゲームで今一番有名なのが、『Axie Infinity(アクシー・インフィニティ)』です。

アクシーインフィニティ

なんとこのAxie Infinity、ゲームをプレイするだけでお金を稼げちゃうんです。

Axie Infinityでは、キャラクターを育成してクエストをこなすと、SLP(スムース・ラブ・ポーション)が貰えます。

このSLPは、「1SLP=約4円」ほどで換金できます。

やり込めば、初心者でも毎日100SLPほどは稼げるため、月に1~2万円ほどはコンスタントに稼げます。

また、Axie Infinityにはアリーナランキングがあり、このランキングの上位にランクインすることで、AXSという仮想通貨も貰えちゃいます。

さらに、Axie Infinityで登場するキャラクターはすべてNFTになっているので、育てたキャラクターを売却して稼ぐことも可能です。

フィリピンなど、東南アジアの物価の安い地域に住んでいる方は、このゲームで生計を立てている方もいるようです。

ゲームで稼げるなんてびっくりですよね。

仮想通貨のゲームに興味があれば、下記の記事もご覧ください。

NFTが買える

NFTとは、Non Fungible Token(非代替性トークン)の略です。

ここで言うトークンとは、通貨やデータなどを指します。

簡単に言うと、NFTとは、『画像などのデジタルデータの所有権が証明できる技術』です。

従来では、デジタル画像(写真や動画等)の著作者だと証明することが難しく、複製・無断転載・転売などによる著作権侵害を取り締まるのがかなり困難でした。

しかし、それらのデジタル画像をNFT化すれば、その画像の保有者が誰なのかを証明することができます。

下記の方々は、NFTを購入した日本の仮想通貨界隈のインフルエンサーです。

ちなみに後者の方が買われたNFTの購入時価格はなんと3,500万円ほどだそうです。

破格の値段すぎて意味わかりませんよね。私も初めは理解できませんでした。

しかし、NFTについて理解を深めた今なら、このNFTを破格の値段で購入した意図がわかります。

現在、NFTはコミュニティの会員証や投票権などの用途として使われるケースが多いですが、将来的にはライブのチケットや入場券もNFT化するだろうと言われています。

ちなみに、NFTはイーサリアムで購入することができますよ。

NFTに興味のがあれば、下記の記事もご覧くださいね。

メタバースで利用できる

メタバースとは、インターネットにある3次元の仮想空間のことです。

このメタバースは、仮想通貨やNFTとも非常に親和性が高く、近年、非常に注目が高まっており、あのGAFAの一角である『FaceBook(フェイスブック)』が、社名を『Meta(メタ)』に変えて、メタバースの開発に全力コミットしているほどの可能性を秘めています。

メタバース

メタバースでは、専用のアバターを利用し、世界中の人と交流できることができます。(※上記の画像はメタバース内でのライブ風景)

また、メタバース内に広告を掲載して商品を宣伝したり、アイテムを販売したりすることも可能なので、ビジネスとしての活用もできます。

『ディズニーやユニバーサルスタジオジャパンがメタバース世界にテーマパークを作る』なんて未来も、そう遠くはないかもしれないですね。

メタバースに興味があれば、下記の記事もご覧ください。

DeFi(分散型金融)で運用できる

DeFiとは、『イーサリアムのスマートコントラクトの技術により実現されたインターネットの銀行』です。

DeFiの代表的なものとしては、『Aave(アーベ)』『Uniswap(ユニスワップ)』『PancakeSwap(パンケーキスワップ)』などがあります。

このDeFiには、誰でも自由に仮想通貨を預けたり、引き出したりすることができます。

また、ビットコインからイーサリアムに換えるなど、仮想通貨同士を交換する目的でも利用できます。

さらにDeFiでは、ファームに預けたり、プールにステークしたりすることにより、利回りを得ることだって可能です。

「ファーム?プール??なにそれ???」って感じですよね。

まあ簡単に言うと、仮想通貨をただ預けるだけでなく、増やすこともできるということです。

ちなみに、うまく運用すると、年利100%以上で増やすことだって可能です。※ガチです

ただ、DeFiで仮想通過を運用するには、それなりの知識とリスクを要するので、DeFiを始める場合は、十分に知識を蓄えてから始めるようにしましょう。

DeFiに興味があれば、下記の記事をご覧ください。

≫【DeFiの始め方】(coming soon)

DAOに参加できる

仮想通貨を始めることで、『DAO(ダオ)』に参加することができます。

DAOとは Decentralized Autonomous Organization の略で、日本語では分散型自立組織と呼ばれており、インターネットを通じて世界中の人と協力して活動ができる組織です。

DAOの特徴は下記の通りです。

  • 中央集権でない
  • 誰でも参加できる
  • 平等性が保たれている
  • 働きに応じて仮想通貨でインセンティブが貰えることもある

DAOは、特に決まった管理者がおらず、誰でも自由に参加することができます。

さらに、顔や本名などの個人情報を明かす必要が全くないため、男女差別や年功序列などが存在せず、平等性が保たれています。

また、営利団体として成立しているDAOも存在しており、その働きのインセンティブは仮想通貨やガバナンストークン(株式会社でいう株式のようなもの)で支払われることがほとんどです。

DAOとは簡単に言うと、社長や部長のいない株式会社、あるいは社会人サークルのようなものです。

DAOについて興味があれば、下記の記事もご覧ください。

≫【DAOって何なの?】(coming soon)

仮想通貨のデメリット

仮想通貨のデメリット

つづいては、仮想通貨のデメリットについて解説します。

仮想通貨のデメリットをまとめると、下記があげられます。

  • 株やFXに比べてやや税金が高い
  • マイニングにより膨大な電気が消費されている
  • 通貨によってはハッキングされてしまう恐れがある
  • 国家政府による保証がない
  • 国家政府による規制が厳しい
  • なんとなく怪しいと感じてしまう
  • 初心者狩りの詐欺が多い

ざっとこんな感じです。

ではそれぞれ1つずつ解説していきますね。

株やFXに比べてやや税金が高い

株やFXでの売買利益が譲渡所得として扱われる一方、仮想通貨は雑所得として扱われます。

なので、仮想通貨の利益には累進課税が適用されています。

累進課税とは、収入額が高くなるほど税率が上がる制度です。

株やFXが一律20%なのに対して、仮想通貨では最大45%もの税率が課せられます。

仮想通貨の税金

まあ45%まで課税されてしまう人はごくわずかだと思いますが、だとしても、株やFXと同様で20%にしてほしいものですね。

マイニングにより膨大な電気が消費されている

ビットコインでは、ブロックチェーンを繋げるために世界中の人たちがナンス値を計算していることは話しましたよね。

このことを専門用語でPoW(パワー・オブ・ワーク)と言います。

このPoWは、権利やデータを分散させ、ハッキングや独占を防ぐとても良い仕組みなのですが、唯一欠点があります。

それが、膨大名電気が消費されてしまうということです。

ビットコインのような多くの仮想通貨は、このPoWを採用しているため、激しい電気の消費から大量のCO₂が発生し、環境問題になると問題視されています。

とはいえ、この問題は近年、解決の兆しが見えてきています。

ビットコインの次に時価総額の高いイーサリアムは、PoWに代わる新しい仕組み『PoS(パワー・オブ・ステーク)』への移行を明言しています。
このPoSとは、投資額や投資の期間に応じて、チェーン繋げる人を決めるような仕組みです。

これにより、ナンス値を計算する必要がなくなるので、膨大な電気も消費せずに済むようになります。

ただ、移行にはかなりの時間と労力かかるようなので、まだ実現には至っていません。
※一説には、PoWを稼働しながらPoSに移行するのは、飛行機を飛ばしながら改造工事を行う位の難易度だそうです

しかし、このPoSが主流になれば、仮想通貨のデメリットが大きく改善されます。

そうなると、仮想通貨市場がもっと拡大することは間違いないでしょうね。

通貨によってはハッキングされてしまう恐れがある

これはもう話しましたね。

仮想通貨の安全性は、マイニングしている人が多い(データが分散して管理される)ほど増しますし、ローチンから月日が経つ(チェーンが誕生して長くなる)ほど増します。

目新しい仮想通貨だと、ハッキングや開発者に持ち逃げされるリスクがあるので、あまり有名でない仮想通貨を買うときは、しっかりリサーチしてから買うようにしましょう。

国家政府による保証がない

仮想通貨は法定通貨と違い、その価値は国によって保証されていません。

例えばドルの値段が上がるのは、アメリカの経済の発展に起因していますよね。

日本円だと日本です。

なので、ドルや日本円の価値が0になるリスクってほとんどないですよね。

一方、仮想通貨は全く別です。

国によって価値が保証されていないので、通貨の種類によっては、その価値が一瞬でなくなってしまう可能性も十分にあります。
※ビットコインに関してはエルサルバドルの法定通貨になっています

そのリスクがあるということは頭に入れておきましょう。

国家政府による仮想通貨の規制が厳しい

仮想通貨の核であるブロックチェーンのデータは、世界中のノードに分散して保存されています。

先ほど、「イーサリアムはプラットフォームの役割を持ち、アプリやプロジェクトの実装も可能」ということをお伝えしましたよね。

このイーサリアムのプラットフォームを利用して実装されたアプリやプロジェクトのデータは、仮想通貨の取引情報と同様に、ブロックチェーン上に保存されます。

つまり、一度ブロックチェーン上で実装されてしまったアプリやプロジェクトは、世界中のノードに分散して保存されるので、たとえ国家政府であっても、そのプロジェクトを止めることは実質不可能なんです。

プロジェクトが実装される→世界中で流行る→分散してデータを保存するノードが増える→国家や政府が規制に動くがもう止められない

だから日本政府は、近年のITに関する目新しいものに対して、とりあえず規制することから始めます。

その結果、「日本は海外の技術進歩についていけなくなってしまい、アメリカを始めとする諸外国との技術格差がどんどん広がってしまっている」というわけですね。

なんとなく怪しいと感じてしまう

本記事をここまで読んでくれたあなたならお分かりいただけると思いますが、仮想通貨を知る前と後では、仮想通貨に対する考え方って全く変わりますよね。

でも世の中の大半の人たちは、仮想通貨の仕組みや特徴を理解していないので、「何となく怪しい。」と感じてしまうわけですね。

仮想通貨市場の拡大が、実力に反してなかなか進まないのは、これが原因の1つでしょう。

初心者狩りの詐欺が多い

仮想通貨は初心者をターゲットにした詐欺がめちゃくちゃ多いです。

言葉巧みにウォレットのパスワードを聞いてきたり、器用に偽物の取引所を作ったりなんかもしています。

なので、これから仮想通貨を始めようと思っているあなたは、詐欺だけには絶対に引っ掛からないように気を付けてください。

最後に、本記事のまとめとして、下記の動画をご覧ください。

下記の動画では、仮想通貨を始めるうえでの安全対策について、具体的に話されています。

仮想通貨を始めるなら絶対に知っておかないといけない基礎的な知識になりますので、ぜひ最後までご覧ください。


※面倒だからって、見ないとかなしですよ!お金を取られちゃっても構わないなら別ですが。

仮想通貨の始め方

仮想通貨の始め方

ここまで読んでくれたあなたは、仮想通貨についてかなり詳しくなったと思います。

そしてそれと同時に、仮想通貨についてかなり興味が湧いてきたのではないかと思います。

基礎を学んだら次は実践ですよね。

というわけで、あなたのために仮想通貨の始め方がわかる完全攻略ロードマップを作成しましたので、ぜひ下記のリンクからご覧ください。

本記事の内容は以上です。
ご愛読ありがとうございました。
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